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スカピン 3/28 13時公演 観劇 礼真琴

公開日: : 最終更新日:2019/02/07 ブログ記事, 出演舞台, 星組, 礼真琴

 

初日から10日以上経ってしまいましたが2回目の星組スカーレットピンパーネルを観劇しました。

ことちゃんショーヴランは初日よりかなり声も出ていました。そして新人公演のゆうほくんショーヴランを見てゆうほくんも素晴らしかったですが逆に『ことちゃんの歌の凄さ、レベルの高さ』を改めて再認識できました。

簡単に歌っているようでとんでもなく高い技術なのでしょう。

見に行ってよかったなあと思います。そのあたりの観想は後ほど書きますが一番感じたことをまず書いていきます。

 

いつもながらあくまで個人的観想ですのでこんなふうに感じた人もいるということで、みなさんの意見もお伺いしたいところです。

 

ショーヴランはなぜもっと身長を高くしなかったのか

 

一番に感じたことです。

初日は原作の本や初演DVDを見すぎて先入観が大きすぎたので今回は一度頭の中をリセットして「純粋に今の星組のスカピンを楽しもう」と望みました。

ショーヴラン登場シーンからマダムギロチンと続くわけですが、やはりパッと見、背が低いです。あまりかっこよく見えません。

もちろん話し方とか声の出し方とか仕草とか、歌にしても低音から高音まで自由自在で、そして囁くような歌い方とか、色気も出て来たとかよく聞きますし、男役としてのかっこよさがますます増していることは十分に感じます。

あくまでもパッと見の話です。

 

なぜ背を高くしなかったのか、高い靴を履かなかったのか。ずーっと考えています。

 

ムケーシュはもっと高い靴を履いて?主演の紅さんと同じぐらいの身長設定でした。

今思うと紅さんがやや低めの靴を履いていた?のかは不明ですがいずれにしてもオームとムケーシュは同じぐらいの身長に見えました。なので見た目もかっこよく見えました、ムケーシュは。

 

原作のショーヴランは背が低く痩せてきつね顔で冷たくていやなやつという設定ですが、宝塚版はマルグリットとの関係もありますし原作とは別物の設定でしょう、初演当時から。

そもそも小池先生が宝塚版のショーヴランをどのような人物設定にしたのでしょうか。

そしてさらに演じる役者によって、ちえさん、龍さん、ことちゃんとそれぞれで設定を変えているはずです。それを知りたいなあ。

小池先生のコメントに「彼女の持ち味の、パワフルな一生懸命さ、初めて恋に悩んだように思わせるナイーブさがあり、こんなショーヴランもいいなと思いました」とあります。そのような人物設定に今回はしたのでしょうか。

 

もしそうだとしても、ショーヴランはフランス革命政府の公安委員でロベスピエールの指示のもとかなり残忍な行為を行う人。

貴族からはもちろん民衆からも恐れられている存在。

 

まずは『怖さ、冷酷さ』が必要と思います

 

事実、ことショーヴランも登場シーンから「どけ!!」とすごい形相で、その後も『笑わない』『どなる』と怖さを強調しています。

ならば身長が大きい方が威圧感がありますし怖さは出ると思います。

 

その『怖さ、冷たさ』があった上で『パワフルな一生懸命さ』『恋に対するナイーブさ』も加わればいいのではないでしょうか。

 

ピンパーネル探しに一生懸命になっても成果が上がらずロベスピエールに怒られ続ける苦悩みたいなものもよく表現されていると思います。

いつまでも忘れられないマルグリットへの愛やあまりにも冷たいマルグリットの対応への可哀想さもよく表現されていると思います。

パーシーからからかわれる間抜けさもよく出ています。

 

しかしそれらはショーヴラン本来の『怖さ、冷酷さ』があってのことです。

さらに宝塚歌劇ですし、2番手の役ですから基本「かっこいい」方がいいと思います。

ならば背は高い方がいいのではないでしょうか。

何度もいいますがかっこよさを出すのはいろいろな要素があるので、パッと見かっこよくするには背が高い方がいいか低い方がいいか、ということです。

 

それでも今回ショーヴランの背を高くしなかったのはなぜか。

以下、自分なりに理由を考えていますが結論が出ていません。

 

背は低い方がいいという判断?

例えば一生懸命やっても結果が出ない、革命政府内での中間管理職的な苦悩みたいなものを表現するのにかえって背が低い方が説得力があるとか。

あるいはマルグリットからの冷たい扱いに対しての繊細さを表現するのにも背が低い方がいいという判断か。

さらにあまりにかっこよすぎると「あなたを愛したことはないわ」のマルグリットの台詞が逆に説得力がなくなるとか。

 

背の高さは重要視してない?

ショーヴランの冷たさ、冷酷さや苦悩、繊細さ、人間味、色気などを表現するのにそもそも背の高さは演出上重要視していないとか。

それよりも声や仕草や歌い方その他髪型や化粧などで十分表現できるという判断でしょうか。

 

ジェンヌさんの安全性が一番大切?

あまりに高い靴を履くと演技の安全性が損なわれるということでしょうか。これは十分に考えられます。というかこれしかこの理由しかないように思われます。

しかしムケーシュも激しいダンスシーンがありましたがあの時は実はそんなに高い靴を履いていなかったとか?

 

どれくらいの高さの靴を履くのかは演出家の先生のイメージとジェンヌさんの考えもあるでしょうから相談して決めるのでしょうか。この辺りも知りたいところです。

 

もしジェンヌさんの安全性が確保されるならばもっと高い靴を履いて背を高くしてほしいと思います。あくまでも安全性が確保されることが大前提です。

 

いろいろ書きましたがファンとしては『かっこいい贔屓を、かっこいいショーヴランを見たい』のが本音です。

 

 

 

 

 

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Comment

  1. べいべい より:

    いつも大門さんのツイートを楽しく拝見しています 今回のヒールですが最後のフェンシングのシーンの安全を考えてのことだと思います 私は東宝組なのでまだ観ていないのですがスカステの一部の映像だけでもかなり難しそうですし先日のラジオでも練習するときは必ずふたりでするように殺陣の先生のご注意があったそうです 初演のときは厚手のグローブと首にガード?をされていたような気がします トップさん相手に事故があってはいけないという琴ちゃんの判断ではないでしょうか

    • cotocoto より:

      べいべいさん
      コメントをありがとうございます。
      なるほどやはり安全性を考えてのことですね。言われてみれば確かにあのシーンは万が一のことがあれば大怪我になりかねませんね。ましてトップさん相手ですから。
      舞台を見ているとあのシーンでもそのような危険を感じさせないで楽々こなしています。昨日も途中ふわっと舞いながら相手の剣をかわし一回転してました。でもそこまでになるには想像を絶する練習をされたのでしょうね。
      べいべいさんのコメントの通り安全性を考えてのことだと思いました。ご意見をほんとうにありがとうございました。
      東京はまだまだ先で待ち遠しいですね。でもきっと東京へ行く頃には今以上に進化していることでしょう。楽しみですね。

  2. べいべい より:

    早速お返事いただいてありがとうございます ビバタカでもすごくたくさん練習したとおっしゃってました
    後 もうひとつ琴ちゃんの身長についてですが 以前パパラギでちえさんと踊ったときお二人とも裸足でしたが身長差はせいぜい2~3センチでした 琴ちゃんはよく小さいといわれがちですが ちえさんが172センチなので琴ちゃんは169センチくらいでさば読みなしなのではないかと思っています

    • cotocoto より:

      パパラギは見てないのですが、そうなんですね。実際ご覧になられた方の意見はとても参考になります。
      余談ですがパパラギを見てないのは(当時個人的理由で)今でもとても残念です。一度でいいから生で見たかったなあと思います。歌、そしてちえさんとのデュエットダンスも絶品でしたね。最後の笑顔も最高です。映像からでも十分伝わってきます。

  3. ドップリおばさん より:

    ははぁ、背丈がひっかられましたか。実は私が初演をスカステで見た時にひっかかったのもまさにそこでした。しかも反対の意味で。

    パーシーはイギリス人でアングロ・サクソン系。特に貴族は背丈が高くてスラリとしているイメージ。一方フランス人はラテン系で現代の日本人の男性とあまり変わらないみたいな…

    だから「パーシーとショーブランの背丈反対じゃない?」と違和感がずっとつきまとっていました。

    しかも初演、再演と見てきてショーブランが本当にマルグリットを愛し続けていたことがわからなかったのです。てっきり「こんなかっこいいオレをよくもフッたな」と恨んで嫌がらせを色々やるのかとばっかりと思ってました。

    今回幕があいてパーシーとショーブランの背丈のバランスを見て「ああ、原作通りのイメージだわ」と思いましたし、革命に身を捧げながらもマルグリットのことになると甘くなってドジを踏む(ようにしか見えない)ショーブランに「そうか、ずっと好きだったんだ」と初めて理解できました。

    冷たいぞっとするようなショーブランならむしろ専科のベテランの方になさってほしいし、琴ちゃんがするなら見た目も内容的にも少し甘さのあるショーブランがみたいなと思っていたのが主さまと私の感想の違いなのでしょうか。

    • cotocoto より:

      こんばんは
      いつも的確なコメントをありがとうございます。今回も一気に読ませていただきました。
      なるほどこういう感覚、考え方もあるんだなあと感心しました。マルグリッドとの関係が違うとはいえ原作は「紅はこべ」なのですから原作通りショーヴランは小さくてもいい、あるいはおっしゃる通り小さい方がいいかもしれませんね。
      >琴ちゃんがするなら見た目も内容的にも少し甘さのあるショーブラン
      これもなるほどと思いました。演ずる役者によってその人にあった役作りでいいのですよね。
      次回観劇するチャンスがあれば、おっしゃるような感覚で見てみようと思います。

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